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ホテルで使用しているTRevPARという指標
の現状
HOTEL MARKETING - 1

TRevPAR (TRevenue per availabl room) ついて

ホテルで使われているもう一つの指標として、TRevParというものがある。「Total Revenue」とはホテル全体の売り上げのことで、RevParを計算する時に使用した客室売上だけではなく、レストラン、宴会場、婚礼、売店、サロン等を含める。ホテルの総売上を販売可能客室数で割る事で、施設全体のパフォーマンスを把握することが可能となる。フルサービスホテル、シティホテル等で客室以外の売上がある施設はこちらの指標を使うことをお勧めしたい。

フルサービス、シティホテルで施設の売上を最大化したい場合、客室の売上だけではなく、全ての部署の売上を意識する必要がある。簡単な例として、企業の会議・宴会プランを想像してみて欲しい。平日にある企業の会議・宴会プランを営業が取ってくるとして、会議・宴会が10万円とそれに伴う宿泊が7,000円x 10名をする。会議・宴会売上+宿泊売上の合計17万円の売上になる。しかし、平日のADR(平均客室単価)は10,000円でビジネス需要がかなりあるので、宴会・会議の安い単価で宿泊を受けなくても、10,000円x 10室で十分販売出来る。客室部門がもし客室売上だけのことを考えてしまうと、会議・宴会プランは客室売上が7万円なのに対して、宿泊のみで販売した場合10万円なので、この宴会・会議プランは必要ないと考えてしまう。

そこで重要なのが、TRevParの考え方である。施設全体の売上で考えると以下になる。


会議・宴会プラン = 会議宴会売上 + 客室売上 = 17万円

宿泊のみ = 客室売上 = 10万円


誰がみても施設全体の売上を考えた場合、会議・宴会プランを取りに行った方が良いことになる。ここでは非常に単純な例を使ったが、実際には複数の会議・宴会プランに、婚礼プラン等が複雑に絡み合って判断を難しくすることがある。


Date:2019年現在

情報提供者

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