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フェアマーケットシェアという指標
の現状
HOTEL MARKETING - 1

フェアマーケットシェア = Fair Market Shareついて

自施設が営業しているマーケットのシェアをどの程度獲得出来ているかを把握するための指標である。計算方法としては、自施設の客室数を競合設定しているホテルの総客室数で割った数字である。これは何を表しているかというと、どの程度のシェアを獲得したらフェア(平等)と言えるのかということである。

フェアマーケットシェアには2つの計算方法がある。まず1つ目が、マーケットペネトレーションインデックス(MPI)である。マーケットペネトレーションインデックス(MPI)は稼働レベルのマーケットシェアを把握するための指標である。2つ目が、レベニュージェネレーションインデックス(RGI)である。レベニュージェネレーションインデックス(RGI)は、売上レベルのマーケットシェアを把握するための指標になっている。

フェアマーケットシェアを計算するためには、競合の稼働率および ADRの情報が必要である。日本ではホテル間で稼働やADR(平均客室単価)の情報交換をするのは一般的ではないが、一部の施設では交換をしている。各地域のホテル会などで稼働率だけの情報交換をしていることも知っている。機密情報としてあまり表に出したくないという判断だが、私がホテルの現場で働いていたサンフランシスコやマレーシアでは普通に情報交換していた。個人的には共有するメリットの方が大きいと思う。


稼働率の情報が分かれば、マーケットペネトレーションインデックス=MPIを計算することが出来、自施設が稼働レベルでどの程度マーケットシェアを獲得出来ているかを把握することは可能である。フェアマーケットシェアを獲得している場合、無理に稼働を上げることはマーケット全体にとってマイナスになる。 (※詳しくはマーケットペネトレーションインデックス=MPIで解説)

RevParが分かれば、レベニュージェネレーションインデックス(RGI)を計算することが出来、自施設の売上レベルでどの程度のマーケットシェアを獲得出来ているかを把握することが可能である。RevParの情報があるとマーケットペネトレーションインデックスより更に自社の状況を正確に把握することが可能となる。マーケットペネトレーションインデックス(MPI)を計算した場合、宿泊需要に対するシェアのみであるが、ADRまで加味することでマーケット全体の総売上に対するシェアを把握することが出来る。

(※詳しくはレベニュージェネレーションインデックス(RGI)で解説)


理想論かもしれないが、フェアマーケットシェアは、マーケット全体の売上最大化のために重要である。フェアマーケットシェアの重要性を皆で共有して、マーケット全体の売上を最大化することを意識したホテル経営を行って欲しい。



Date:2019年現在
Update:2020年5月

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